FlashコンテンツをHTML5に変換したい!
Q. 既存ファイルをHTML5に変換できるの?

2020年12月31日をもってAdobeのFlashサポートが終了しました。以下はAdobeのWebサイトに掲載されている一文(抜粋)です。
“ アドビは2020年12月31日でFlash Playerのサポートを終了するため、2021年1月12日以降、Flash PlayerにおけるFlashコンテンツの実行をブロックしました。/ 更新日:2021年1月13日 ”
これにより、Webサイト等でFlashコンテンツを使用している場合、「Flashコンテンツを削除するか」「FlashをHTML5にリメイクするか」の選択を強いられることになりました。
そのような中、弊社へご相談いただく案件では以下の状態が多く見受けられます。
- Flash変換ツール等では変換できない
- flaファイルは無く、swfファイルのみ
- 元のFlashを開発した担当者が不在
これらをふまえてHTML5へのリメイクについて作業フローをご説明いたします。
1. 既存ファイルの確認

現状のファイル一式を解析することで、どのようなFlashコンテンツを運用しておられたのかを概ね把握することができます。
元のFlashを開発したときのご担当者が不在で、Flashの挙動が不明ということでしたらその旨お知らせください。現状のファイルを解析することで、「おそらくこういう動作をしているFlashかと思われます」というご報告をさせていただきます。
2. デコンパイル
現状のファイルにflaファイルがあれば解析(およびリメイク)も比較的スムーズ(※)ですが、flaファイルが無くswfファイルのみの場合はデコンパイルを行うところから進めます。デコンパイルによって抽出可能なファイルは「画像」「音源」「動画」等のデータとなります。
flaファイルが無い場合でも、もしこれらの元データ(画像、音源、動画等)がある場合はご支給をお願いしております。
(※)flaファイルをご支給いただけた場合でも、バージョンが古すぎると解析が難しいケースがございます。
3. コーディング

Flash開発時のご担当者が不在の場合、HTML5の挙動をご確認いただきつつ、解析が難解な箇所は(swfファイルの挙動を確認して)新規でコーディングを進めていきます。特に新規コーディングの箇所は、貴社にデモの挙動をご確認いただいて、問題がなければ正式に実装してまいります。
FlashからHTML5へリメイクする作業を、稀にライトな作業と誤認なさっておられるケースがございます。FlashのActionScriptが、古いバージョンで制作されているファイルも多々ございます。また、そのうえで他者の制作物を解析する作業は相応の労力(工数)が必要であることをご理解いただけますと幸いです。
HTML5変換についてのご相談をお待ちしております!

他にご相談がある場合や、実際にFlash(HTML5)変換のご依頼を進めたい場合などは、以下からお問い合わせください。